どんな本にも書いていない、造ることをしてるから解る伝統の技術のエッセンス
今まで語られることのなかった大工理論を伝統木造トラス技術を通して公開します。
※下記の内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
※最新の講義内容についてはお問い合わせください。
伝統を学ぶということとは? | 日本にある“伝統”の技は学問として整理される事なく主に“口伝”で伝えられて来ました。なぜその必要があったのか。“伝統”から学んだ木造を考えます 【木造の原理】 RC造・S造とは違う木造の、それも伝統の木造についての定義からはじめます。 |
・継手の原理 ・伝統木造の基本 | 伝統木造における継手についてその力の伝達方法と使い方など、木造を設計する上で知っておくべき必要な基本の継手に関する構造理論と、形を真似して内容を真似しなかったプレカット加工についてまで。 【伝統木造の基本】 伝統の木造にも当然軸組に関するルールがあります。柱梁を好き勝手に配置しても軸組は完成しません。 伝統木造に存在する暗黙のルール「伝統木造における設計のいろは」を解説します。 |
伝統木造の基本 | 伝統木造の基本の続き |
トラスの仲間~斜材の話 | 現在使われている多くの筋交・火打・方杖は使い方が違うために十分効果的に使えていないばかりかかえって建物本体に対して危険な使われ方もたくさん見かけられます。 斜材という構造補助材の本来の意味と正しい使い方について。 |
木組のトラスとトラス | トラスの技術は外国からの輸入ですが、それを日本の中で消化して日本独自のトラス技術の発達があります。その解説 【鉄のトラスと木のトラス】 同じトラスでも鉄と木とではまったく考え方が変わって来ます。当たり前の目からウロコの解説 【真束トラスと対束トラス】 真束トラス=キングポストトラスと、対束トラス=クイーンポストトラスの、その構造と使い方の違い |
基本のトラス | もしもトラスを設計するならば、図面はそれが原寸図まで起こせるものでなければ、施工までのプロセスはとても難しく、危険なのものとなります。 ここでは基本であるキングポスト(真束トラス)を例としてその基本の納まりを解説しながら図面の書き方を説明します。 |
日本の三次元トラス | 日本で発達したトラスの最高峰の技術が隅合掌であり、これは外国には全くないトラスの形です。その解説 【日本の三次元斜材~隅木】 この隅木があるから伝統木造において塔や社寺建築は100年どころか何百年もの年月を越えて建っていることが出来るのです。その隅木の効果と構造的意味について |